警笛が鳴る頃に(第2話「どこからきよっと？」)

あれから海夜美と相談して、まずは九州から全部回ることにした。
この世界では電車やコンビニだけではなく飛行機やホテル代までも無料なので関西空港からそのまま数日かけて九州全て…基沖縄へと向かった。
トワ「おぉ〜…」
海夜美「私も行ったことなかったから行けてよかった…！！」
飛行機の中。もうすぐで着く沖縄の景色を見ながら感嘆の声を上げていた。
飛行機から降りるとそこは晴天の眺めだった。
トワ「綺麗…」
海夜美「ほんとね…」
人「お客様、こんにちは。ケモノなんて大変珍しい…どこからいらっしゃったんですか？」
トワ「あっこんにちは…私は札幌の方からです！」
海夜美「私は鳥取の方から」
人「左様でございますか！どうぞ、ゆっくりお楽しみくださいね」
ニコッとその人が笑う。
トワ「…はいっ」
海夜美「ありがとうございます…」
それから有意義な時間を過ごし一泊、次は鹿児島の方に行った。
人「おぉ！？見らん顔だね！どこからきよっと！！」
またもや話しかけられた。
トワ「えっと…こんにちは。札幌からです！」
海夜美「私は島根からきよっとよ！」
人「おぉ〜そかそかぁ！んまぁゆっくいしとっとー！」
そう言いその人は去っていった。
トワ「…なんて言ってたの？」
海夜美「ゆっくりしていくといいよって！」
トワ「よくわかるね…」汗